なぜ私がここまでできるようになったのかはたった一つの理由があります。
犬の第3の目である鼻を使う技術を身につけた。
これに尽きます。
これを身につけたことで、犬の才能を生かすことが出来るようになり、犬が生き生きする訓練が身につきました。それだけではなく、普通では関われない世界を体験で、多くの人と出会うことができました。
その話をもう少し詳しく書きます。
鼻を使う技術。
犬の第3の目を活かすとは、嗅覚を生かすということです。
犬は視覚が人間ほど発達していないので、匂いで物事を立体的に捉えることができるのです。人間の感情も嗅覚で捉えているという研究結果もあります。
意外かもしれませんが、家庭犬は教えてあげないと鼻をうまく使うことができません。
犬の鼻を活かす技術を身につけると多くの問題行動が解決できるスキルが身につきます。
鼻で問題解決
アメリカの仲間に教えてもらったのですが、鼻でたくさんの問題行動が改善された事例があります。私も最初はビックリしました。
例えば怖がりの犬の場合、簡単に説明すると、緊張状態で視覚では安全確認ができないのです。鼻を使うことを教えると、状況判断が早くなり、立体的に確認ができるようになるので、怖がることが減ります。その経験の積み重ねで、犬は自信がつき怖がりが良くなっていきます。
元気な犬の例も挙げておくと、犬は匂いを分析する脳の領域が人間の数倍もあるため、鼻を使うと信じられないくらい疲れます。体を激しく動かさなくとも、体力が消耗するので、限られたスペースで鼻を使い続けると犬は満足するのです。
鼻のことを教えられるというだけで一般的なドッグトレーナーに比べて、強みが引き立つようになった上に、問題行動の解決にまで応用ができたことで、余裕を持って教えられるようになっていったのです。
鼻の技術で作業犬、自分に自信が付く
駆け出しの頃は独自の強みがないからかレッスンの内容もお客様の顔色を伺うような単調な内容でした。だから途中でレッスンを打ち切られたり、レッスンをすっぽかされたり、犬だけ渡されて勝手にやっておいてと言われたり悔しい思いもしました。長くレッスンの継続をしてほしいのに、教えることがないのでレッスンを自分から打ち切ってしまったこともあります。
自分の強みがあればこんな思いをしなくて済むのにと思い新しい技術を身につけなければと焦りました。しかし作業犬に対して勝手に格上感を持ち、うらやましさを感じながらも、一歩を踏み出せずに無力感を感じていました。
ところが鼻を使う技術を身につける機会を得たことで世界が広がりました。
私の入口は災害救助犬でしたが、麻薬探知犬、警察犬の足跡追求、臭気選別、行方不明者のトレーリング(臭跡追求)、そして現在私が行っている爆発物探知犬はいずれも鼻の作業なのです。
鼻を使う技術を得たことで、世界が広がって行きました。人脈も広がり、活動も広がりました。何よりも犬との向き合い方が変わりました。そうすると他人や自分との向き合い方まで変わり始めます。鼻を使う技術にはそこまでの奥の深さと本質があるのです。
自分の器が広がり、自分に自信が持てるようになっていきました。
犬の本質が見えるようになる
鼻の作業は犬の訓練の中でも特殊です。通常犬に教えることは人の方が答えをわかっています。例えばお座りを教える場合。お座りの形を人が分かっていてその求める形に徐々に近づけて教えていきます。もっと高度なアジリティと呼ばれる障害物競技であっても人の求める形に犬が合わせるのが基本です。
しかし、鼻は犬にしか答えが分からないのです。それを教えるには、犬をよく観察しなければなりませんし、無理に教えることができないのです。私自身とっても苦労した部分ですが、犬の本質が見えるようになりました。犬を自分の思い通りに動かすことが重要と考えていた自分にとって、コントロール願望を手放すことができ人としても成長できたと実感できた部分です。
犬のやる気を引き出す
犬に匂いに対して興味を持ってもらい、その匂いを探す犬のやる気を引き出します。犬のやる気を出すスキルもたくさんの引き出しが作れます。やる気というのは、モチベーションという意味だけではないので、訓練の積み重ね方や精神的に負荷を掛け方や、その修復の仕方などを体系的に理解ができるようになります。
犬の感情を読み解き、犬が生き生き
犬も動物なので、匂いに対して自信がなくなることや他の匂いに興味を持つ事もあります。集中しているのか、どの匂いに対して興味を持っているのか、迷っているのかなどを注意深く観察します。だから、犬の感情を読み解く力が自然と身につくのです。私はこの力がついたおかげで犬に無理をさせることが減りました。そうすると犬がますます生き生き作業をするようになり、楽しい時間がますます増えました。
犬の個性を生かせるようになる
犬の個性が分かるようになることも大きなメリットです。実働の現場においては、結果を出すことが重要なので、犬の個性に合わせて調整します。チームで助け合うことができるのが良いところです。繊細なので狭い場所の方が力を発揮する犬、意欲的だけど持続できない犬など様々です。目に見えることだけではなく、性格や感情的な部分も見えるようになるので、実は家庭犬にこそ応用できることがたくさんあるのです。競技向けの犬の作り方は同じルールの中で競うので、良くも悪くも個性を重視しにくい側面があります。私も昔は理想の形から減点方式で犬を見てしまっていたので、褒め方も形ばかりになりがちでした。しかし個性を生かせるようになってからは、犬の良いところが目につくようになり、心から誉められるようになりました。
飼主さんの心をがっちり掴める
鼻の作業は奥が深いので、教えることがたくさんあります。コツを覚えると教えるスキルも上がるので飼主さんに教えられるレベルになります。飼主さん自身も犬の小さな変化を読めるようになるので、犬が変わってゆく様を一緒に楽しめるようになり、飼主さんの心がっちりと掴めるようになるのです。私も自信がない頃は不安と後悔ばかりでした。鼻の技術を学んでからは楽しく感じることが増えました。自分自身も飼主さんも犬もみんなが幸せになれて、この仕事を選んでよかったと心から思います。
犬の第3の目である「鼻」を使う技術を身につけることで、あなたは他のトレーナーにはない特別なスキルを持つ唯一無二のドッグトレーナーになることができます。
とはいえ、すべてを自分ひとりで行うのは難しいと思われるかもしれません。
私たちが行っている爆発物探知犬の訓練は、テロ対策や人々の安全を守るための最前線の仕事です。鼻を使う技術を活かし、国の防衛にも貢献しています。
この仕事を通じて私が学んだのは、犬の嗅覚を活かす技術が社会を守る力になると同時に、自分自身と深く向き合うことができるということです。
世界のさまざまな価値観を調和し抱き参らせる日本のあり方こそ、私が守りたい日本の大切な文化です。この調和の心を広めるために、犬の鼻を活かす技術を学び、自分自身と向き合いながら社会に貢献するドッグトレーナーを育てたいと考えています。
いろんな課題を乗り越えて、好きでドッグトレーナーになったのに今の自分に自信が持てないのは、とても辛いことと思います。
しかし、経験や強みが足りないと感じているかもしれませんが、必ずあなたのサポートを求めている人がいることを忘れないでください。
私自身もかつて自信を持てず、苦しんだ経験があります。しかし、犬の第3の目である鼻を使うを身につけたことで、自分の強みを見いだし、自信を取り戻すことができました。
あなたも共に、この技術を学び、あなただけの強みを確立し、自信を持って前に進んでほしいと願っています。
あなたをサポートする講座の概要です。
犬のやる気を引き出し、犬の個性を生かす。
飼主さんにも犬の変化が分かり楽しんで長く続けてくれる。
探知犬ハンドラー養成コースです。
講座の主な特徴をお伝えすると
✔︎犬のやる気を引き出す、訓練の積み重ね方や精神的に負荷を掛け方や、その修復の仕方などを体系的に理解ができるようになる。
✔︎犬の個性を見抜く鼻の使い方と、犬の体が自然に発するボディーランゲージが分かるようになるため日常から犬を繰り返し観察するための課題と教材
✔︎毎週マンツーマンで6ヶ月間みっちり継続したレッスンで自信がつき、飼主さんに教えられるレベルまで到達できる。
✔︎客観的に自分を見ることができる動画を活用したレッスンで、具体的で分かりやすくコツが掴みやすく習得が早い。
✔︎現場に出るまで手厚くサポートするため、悩みや不安を解消しながら進めていける。探知犬ハンドラー養成コースでは、こんな未来が待っています
鼻を使う作業は犬の自主性が大切になるため、犬を訓練するスキルだけではなく、犬が自主的に作業したくなるスキルは訓練の本質です。それが身につくと服従訓練とは全く違う訓練の幅が広がります。
犬の問題行動を嗅覚から解決すると、驚くほど効果が上がります。犬は匂いの中で生きていることを感覚的に理解できるようになり、無理のない方法が選択できるので、お客様からの信頼度が上がります。
現場での話は非日常なので、お客さま興味津々です。話のネタが尽きることがないですし、他愛もない雑談でお客さまがファンになってくれます。
共に学び現場を共にした仲間は、いろんな訓練の相談ができます。ドッグトレーナーは孤独になることが多いですが、ハンドラー同士は仲間ですから訓練の行き詰まりから始まり、いろんなことを相談でき、お互いに成長できます。
ドッグトレーナーの仕事を続けながら、その技術を活かしで愛犬と探知犬ハンドラーとしの仕事もできてしまうという贅沢な選択ができてしまうのです。
探知犬の仕事は日本の最前線を守る大切な仕事です。たくさんの専門家たちが協力しないと大きなイベントの安全を確保できないのです。ドッグトレーナーの仕事では知り合えないそういった人と知り合うことは何よりの財産になります。
訓練は毎回毎回犬の新しい能力を発見する事ができます。知らなかった犬の能力を自然と尊敬できるようになり、できない事ができるようになった時心から犬と喜びを分かち合えます。
緊迫した現場を想定した訓練と実際の現場は緊張感を伴いますが、味わったことのない充実感がありますし、必ず犬も人も成長します。技術的なことはもちろんですが精神的な成長も不思議なほど大きいです。
自分が好きなことが、社会に貢献できているとしたらこれほど充実感を得られる仕事はありません。しかも大好きな愛犬と一緒にその仕事ができるとしたら、天職になるはずです。
作業犬を育てるには家庭犬とは違ったスキルがたくさんあります。犬のことだけではなく、空気のこと、安全のことなど今までとは全く違う世界が広がります。
ドッグトレーナー経験が少なくても、
お客様があなたにお願いしたくなる
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せっかくドッグトレーナーになれたのに、ライバルと比べると自信がなくなってしまう。
本当に暗い気持ちになってしまいます。私もかつてはそうでした。苦ししいですよね。
強みや経験は積み重ねれば良いだけです。
それよりもあなたがどうしてこの仕事を選んだのかを思い出して下さい。
ここまで積み重ねてきた経験を思い出して下さい。
未来のお客様はあなたを待っているのです。
僕自身が強みを見いだせず苦労したからこそ、あなたの気持ちがよくわかります。
共に日本を守るということを通じて、あなたの強みを思い出して下さい
爆発物探知犬という仕事を通じて私はあなたの強みを引き出すそのサポートをします。
犬の第3の目で強みを身に付け、選ばれるドッグトレーナーに!
ドッグトレーナー経験が少なくても、
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